今回は碁石を使った問題です。
よく似た問題を前に出しています。
こちらですね。
テイストは違いますが考え方が似ています。
さっそく問題にいってみましょう!それでは
レッツゴー
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問題
上図のように、
1番目に白の石を1個、2番目にその石を囲むように黒の石を、3番目にその黒の石を囲むように白の石を…と続いていく碁石があります。
ここで問題です。
①100番目にある石は何個でしょうか?
②石が10000個を超えるのは何番目になった時でしょうか?
この石の増え方のクセを掴んで正解へと辿り着いてください!
ヒントはなしです。
ここから先に答えがあります。
答え
①19801
②72番目
よく分かる解説
勘が良い人はこれだけで分かってしまうかもしれません。
この図が示しているのは、
1番目には白の石が1個(1²)
2番目は白の石が1個、黒の石が4個(2²)
3番目は白の石が9個(3²)、黒の石が4個
ということです。
これが分かると4番目の石の数も分かります。
4番目は白の石が9個、黒の石が16個(4²)となります。
これをnを使ってn番目の碁石の数を表すと、
(n-1)²+n²
となります。
nが奇数(1、3、5・・・)なら、n²が白の石の数になり、その1つ前のn-1番目の2乗、(n-1)²が黒の石の数になります。
nが偶数なら反対ですね。
今回は石の数を聞かれているので、(n-1)²+n²という式だけでOKです。
あとはこの式から問題を考えていくだけです。
解説1
①の解説
100番目の碁石の数は、
99²+100²=9801+10000=19801
よって
19081個
です。
解説2
②の解説
碁石の数が10000個を超えるためにはn²が5000を超えなければいけません。
n=7の時n²=4900なのでこの辺りに答えがありそうです。
n=71の時、71²=5041、70²=4900なので、
(n-1)²+n²=5041+4900=9941
となり10000を超えません。
n=72の時は71²=5041と5000を超えているので、(n-1)²+n²を計算すると10000を超えることは確定です。
答えを求める必要はありません。
ちなみに71²+72²=10225です。
よって②の答えは72番目であることが求まります。
まとめ
こういった問題では何かの規則によって増えたりしています。
その規則を見つけた時のやってやったぜ感がたまんないですね。
皆さんはどうでしょうか?
と、今回は以上になります。それでは
ザ・エンドってね
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