今回はサイコロの問題です。
サイコロの目の特徴を思い出しながら今回の問題は挑戦してください!
さっそく今回の問題にいってみましょう!それでは!
レッツゴー!
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問題
下図のようにサイコロが縦にn個積まれています。
ここで問題です。
サイコロが重なっている面の目の合計は何になるでしょうか?
考えることはたくさんありますが、1つ1つはそこまで難しくはないはず。
なので慎重に答えを導き出してください。
ヒントを出しておきますが、すでに知っているよという方もいるかもしれません。
自力で考えたい人は、ここでいったん止めて考えてみてください。
ヒント1
サイコロの向かい合っている目を足すと7になる
これは知っている人も多いはずです。
一般的なサイコロの1の裏は6、2の裏は5、3の裏は4です。
ヒント2
答えは2つ
この問題は答えを1つに絞ることはできません。
なので答えは2つ出ます。
ヒントはここまでです。
ここから先に答えがあります。
答え
7n-8、7n-9
よく分かる解説
考え方は意外と簡単です。
まず、積まれているサイコロの1番上から1番下までの上と下の面の目を足すと、サイコロの目は向かい合っている目を足すと7になるので、7nになります。
これは、単純に7がn個あるからです。
そして、そこから重なっていない面の1番上と1番下の目を引きます。
1番上は5と見えているので簡単です。
では、1番下の目は何でしょうか?
これが答えが2つ出る原因です。
1番下の目は1つに決めることができません。
ですが、2つには絞り込めます。
なぜなら、6と2が見えているからです。
6の裏は1、2の裏は5なので、1番下のサイコロの下の面は3か4です。
ここから3の場合と4の場合で答えが出ます。
考え方はどちらも同じです。
3の場合
7nから、5と3を引けばいいので、
7n-5-3=7n-8
となります。
4の場合
7nから、5と4を引けばいいので、
7n-5-4=7n-9
となります。
まとめ
サイコロ目の特徴を知っていた人は解けたかもしれません。
それ以外にも難しい要素はあります。
答えが1つに決まらないという点も、不安に陥る要素になっています。
数学にも答えが1つじゃない問題を出したい時もあります。
きっと解があるだけましですよね!
ちなみに、正解的に標準なサイコロの目の位置は決まっています。
全てがそうではないですが、1,2,3の目を正面に置いた時に、反時計回りに1,2,3と見えるのがそれです。
このようなサイコロを、「天一地六東五西二南三北四(いってんちろくとうごさいなんざんほくし)」(雌サイコロ)と呼ぶらしい。
天一地六表三艫四面舵二取舵五とも呼ぶらしい。
なにこれ?この記事を書いて初めて知りました。
逆に、1,2,3を正面に見て、時計回りに1,2,3と見えるのが、雄サイコロとのこと。
なのでこの問題は、3の目が下になっている可能性が極めて高いですが、雄サイコロの可能性もあるので答えは2つにしておきます。
それにこの問題にそこまでの知識は求めてないですし…
この豆知識には枝豆のふりをした柴犬が「ねえ、知ってる?」と言ってきそうだ。
と、サイコロの豆知識を披露したところで今回の問題は以上にします。
ザ・エンドってね
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