今回は、小学生でも解ける簡単な問題をしましょう。
今回使うのは「平均」という考え方です。
それでは早速ですが今回の問題にいってみしょう!
レッツゴー!
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問題
ある牛はの2021年の1月~5月までの5か月で1510㎏の草を食べました。
ここで問題です。
この牛は1年で何㎏の草を食べるでしょうか?
ただし、牛は毎日同じペースで草を食べるものとします。
さて答えは何になるでしょうか?
え?3624㎏?
そんな答えにはならないはずです。
もう一度計算し直してみてください。
ヒントは2021年です。
ここから先に答えがあります。
答え
3650㎏
3624㎏と答えてしまったあなた。
惜しいですが、1つ思い違いをしています。
それが何かは、解説にて。
よく分かる解説
この問題、実は2021年であることがとても大事です。
ですが、なぜ大事なのかの前に、まずは3624㎏になる計算方法と、それがなぜ間違いなのかを解説します。
解説1
3624㎏ではない理由
3624㎏だと思った人はこう考えたのではないでしょうか?
5か月で1510㎏だから、1か月では、
1510÷5=302
になる。これがこの牛が食べる1か月分の草の量だから、1年である12ヶ月分は、
302×12=3624
で、3624㎏である、と。
しかし、ここにはある落とし穴があります。
それは、1か月は月によって日数が違うということです。
実際、1月、3月、5月は31日まであり、4月は30日まで、2月は28日までしかありません。
よって、1510÷5をして1か月分の草の量を出し、それに12をかけるというのは無茶であるというわけです。
それが使えるのは、月の日数が毎月同じ場合です。(それ以外でも考えられますが、これが1番考えやすいです)
その場合は1510÷5×12=3624としてもいいです。
ですが、今考えるのは毎月の日数が違うので、別の考え方を使う必要があります。
ではどう考えるのか、ここまでの解説でもうお分かりですね?
解説2
日数で考える
今回の問題では、「日数で考える」、ということが大事です。。
つまり、1月~5月の日数を合わせた151日で考えるということです。
1~5月までの151日で1510㎏の草を食べるから、
1510÷151=10
で、この牛が食べる1日分の草の量を出そうというわけです。
これでこの牛は、1日に10㎏の草を食べることが分かったので、1年の日数である365日をかけて、
10×365=3650
となり、答えは3650㎏になります。
これで最初に言っていた2021年がなぜ重要かお分かりいただけたのではないでしょうか?
それは、閏年の関係です。
年を設定しないと閏年による日にちのずれが出てしまうので、2021年と設定したというわけです。
これがこの問題の解説でした。
まとめ
皆さんはひっかからずにこの問題に正解できたでしょうか?
今回牛は1日10㎏の草を食べますが、実際はどんなもんだんだろう。
調べたらこれくらいと書いてあったので、多分10㎏くらいなんだろけど、10㎏ってかなりの量でびっくりしました。
最後に余談をはさみまして今回の問題は以上になります。それでは
ザ・エンドってね
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