今回は9枚のカードを使った論理クイズです!
少し問題文が複雑ですが、問題はかなり面白いと思うのでぜひ挑戦してみてください!
それではさっそく今日の問題にいってみましょう!
レッツゴー
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問題
1〜5の数字が書かれた5枚の赤いカードと、3〜6の数字が書かれた4枚の白いカードがあります。
S君はこの9枚のカードを赤色と白色が交互になるように重ねていきます。
この時、赤いカードの数字で、隣にある白いカードの数字が割り切れるようにカードを重ねていきます。
例
1,4,2 → OK! 4÷1=4余り0、4÷2=2余り0
1,4,3 → NG! 4÷1=4余り0、4÷3=1余り1ここで問題です。
並べた9枚のカードの真ん中にある3枚のカードの和は何になるでしょうか?
何から手をつけましょうか。
最初に考えるべきことは1つ。それは何でしょう?
さあ、思考の時間です。
ここから先に答えがあります。
答え
12
よく分かる解説
まず最初に考えるべきは、この問題は白÷赤しかしないということ。
そしてその計算結果は必ず割り切れるということです。
このことから、白の隣にある赤の数字は両方とも、白の数字より小さいということです。
例えば、「5,3,1」という順番で並べた場合、「3÷5」をすることになります。
しかし、この式のように割られる数(左の数字)の方が小さい場合は必ず割り切れません。
よって、白の隣にある赤の数字は必ず白の数字以下になります。
白≧赤
この情報を使って考えていきましょう。
白の数字は3~6の隣にある赤の数字を考えると以下のようになります。
「3」の隣は、「1か3」
「4」の隣は、「1か2か4」
「5」の隣は、「1か5」
「6」の隣は、「1か2か3」
また今回、赤のカードの方が1枚多いので、「赤,白,赤,白,赤,白,赤,白,赤」と必ず白の隣には赤が2枚あります。
ここから分かることは、白の「3」の隣にあるのは必ず「1と3」であり、5の隣にあるのは「1と5」になります。(選択肢が2つしかないので)
また、「4」と「5」は必ず端に来る必要があります。
なぜなら、〇÷4で割り切れる数字は3~6には「4」の1つ、〇÷5で割り切れる数字は3~6には「5」の1つしかないからです。
もし赤の「4」または「5」が端に無い場合、
「・・・5,4,〇・・・」
と、赤が2回の割り算で使われることになります。
しかし先ほども言ったように、「4」で割り切れる数字は「4」しかないのでこれはあり得ません。
よって、「4」と「5」は必ず端にあります。
「4」が端、「4」の隣は「4」、「5」が端、「5」の隣は「5」、「5」の隣は「1と5」、「3」の隣は「1と3」ということから、
「4,4,・・・1,5,5」
までが決まりました。
次に、「4」の隣は「1か2か4」で、「1」は既に使ったので「2」、「2」の隣は「4と6」なので、
「4,4,2,6,・・・1,5,5」
となり、最後に残った「3」と「3」を使って、
「4,4,2,6,3,3,1,5,5」
となります。(順番は逆でもOK)
以上より真ん中の3枚のカードは、6,3,3となるので、6+3+3=12で、12となります。
まとめ
いかがでしたか?
最初のとっかかりさえ掴めばするすると解けたのではと思います。
ここでいうのもなんですが、最近初めて生放送というものをしまして。
想定では1桁人ほどかと思っていたところ、数十人の方が来てくれて大変嬉しかったです。
今では毎週の楽しみになってきています。
もし興味があれば一度足を運んでみてください。
と、今回は以上になります。それでは
ザ・エンドってね
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