今回はマイクロソフト入社試験に挑戦してみましょう。
論理クイズなので解き方さえ分かれば誰でも解けるような問題になっています。
一度は挑戦してみてください。
何も知らない状態で問題が解けるのは答えを知らない今だけですので。
僕には記憶を消してもう一度挑戦したい問題がいっぱいあるので、答えを知らばい状態はうらやましいです。
と、お話はここまでにしてさっそく問題にいってみましょう!それでは
レッツゴー
問題
会社の社員に金塊で給料を支払うことになりました。
金塊には7等分に切れ目が入っており、2か所だけ切断することができます。
金塊1つで7日分の給料を支払うことができます。
また、社員には1日が終わるごとに給料を渡していきます。
ここで問題です。
金塊をどのように切って、どのように渡していけば良いでしょうか?
さすがマイクロソフト、かなり難しそうな問題です。
もしも7等分にできるなら、1日終わるごとに7等分した金塊を渡せますが、切ってもいいのは2か所だけ。
難しそうな問題ですが、この問題もあることに気付けば意外と簡単に解くことができます。
そのあることとは何でしょうか。
ヒントはなしです。
ここから先に答えがあります。
よく分かる解説
解説1
もし7等分できるなら、
1日目に1/7、2日目に2/7、3日目に3/7...7日目に7/7
に金塊を渡せば解決です。
しかし、今回は2か所しか切断できません。
ここで気付いてほしいことがあります。
それは、
金塊を2か所で切った後、金塊の組み合わせで、1,2,3,4,5,6,7が作れるようにする
ということです。
例えばどこか2か所で切って、割合を1、3、3(足して7)にしたとします。
この切り方で作れる数字は、
1、1+3=4、3+3=6、1+3+3=7
と、1,4,6,7だけです。
これでは、1日目、4日目、6日目、7日目の給料は支払えても2、3、5日目の給料を支払うことができません。
2日目には、金塊の2/7が手渡せれていなければならないからです。
3、5日目も同様です。
では、1~7までを表すことができる切り方はどうなるのでしょうか。
その割合は、
1、2、4
になります。
これだと、
1、2、1+2=3、4、1+4=5、2+4=6、1+2+4=7
と1~7までの全ての数字が表せます。
解説2
とは言ったものの1、2、4という切り方はどのように思いつくのか、今回はこの思いつき方に重点を置いています。
これは次のように考えていきます。
①1日目には1/7を渡す
このことから、1/7(次から1と表します)は必要不可欠になります。
これが無ければ1日目に渡すものが無いからです。
②2日目には2/7を渡す
①によって1は用意されているので、ここで考えられるのは2通りです。
1⃣:もう1つ1を用意する
2⃣:2を用意する
1⃣の方法で切り分けると、
1、1、5
という割合になります。
これで2日目は1を2つ渡せばOKです。
しかし3日目に渡せるものが無くなってしまいます。
2⃣の方法で切り分けると、
1、2、4
という割合になります。
これで1~7がすべて表現できるので、これが正解だと気付けます。
このように、今回の問題は2日目までを想定すれば解けるようになっています。
また、ここまでくればほとんど答えに辿り着けています。
なぜなら、1~7まで表した数字が相手に渡っているように金塊を渡せばよいからです。
解説3
答え
金塊を、1、2、4の割合で切ります。
1日目
1を渡す。(1を持っている)
2日目
2を渡して1を返してもらう。(2を持っている)
3日目
1を渡す。(1と2を持っている)
4日目
4を渡して1と2を返してもらう。(4を持っている)
5日目
1を渡す。(1と4を持っている)
6日目
2を渡して1を返してもらう。(2と4を持っている)
7日目
1を渡す(1と2と4を持っている)
これで終わりです。
まとめ
どうでしたか?
1~7を3つの数字で表せればこの問題はほとんど解決したと言えます。
この気付きが全てです。
皆さんは気付けましたか?
難しい問題も一瞬のひらめきで解ける時があります。
そこに楽しさを見つけてほしいです。
もちろんいろいろな楽しさはありますが、ひらめいた時って分かりやすく気持ちいいですもんね。
と、今回はひらめきと論理的思考力の試される問題でした。
今回は以上になります。それでは
ザ・エンドってね。
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