今回は効率の違う2人の兄弟のお話です。
前にも、「兄よりすぐれた弟など存在しねえ!!」って言ったことがあるような…?
あ、あったあった。これだ!
【論理クイズ】「100m競争勝ったのは?」 兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!!
これもぜひ見てみてください!それでは今回の問題にいってみましょう!
レッツゴー
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問題
2人の兄弟がおじいちゃんのお手伝いをしています。
お手伝いの内容は畑の雑草を抜いて耕すことでした。
畑は12列あり、兄弟は6列ずつを担当することになりました。
ここで
- 兄は、1列分の雑草抜きに40分かかり、1列分の畑を耕すのに40分かかります。
- 弟は、1列分の雑草抜きを20分で済ませますが、弟が2列分の畑を耕している間に兄は3列分の畑を耕すことができます。
ここで3択問題です。
ABCのうち正解はどれでしょうか?
A:兄の方が早く手伝いが終わった
B:弟の方が早く手伝いが終わった
C:どちらも同じ時間で手伝いが終わった
効率が良いのはどちらでしょうか?
それとも同じなんでしょうか?
よく考えてみると解けるはずです。
ヒントはなし。
ここから先に答えがあります。
答え
C
作業時間は同じなんですねぇ。
解説パートにいってみましょう。
よく分かる解説
まず、兄は何時間でこの作業を終わらせるのかを考えてみます。
1列分の雑草抜きに40分かかり、1列分の畑を耕すのに40分かかるので、6列分だと、
40×6(雑草抜き)+40×6(畑の耕し)=480分=8時間
兄はこの作業を8時間で終わらせることが分かりました。
次に弟はどうなのかを考えてみましょう。
弟は、1列分の雑草抜きを20分で終わらせるので、
20×6(雑草抜き)=120分=2時間
雑草抜きだけだと2時間で終わります。
次に弟は兄が畑を3列分耕す時間で2列分を耕せるので、弟が6列分耕すための時間は、兄が9列分耕した場合と同じ時間になります。
兄:弟=3:2=9:6(比の考え)
よって、弟が6列分の畑を耕すためにかかる時間は、
40×9=360分=6時間
先ほどの雑草を抜いていた時間と足し合わせて、
2+6=8時間
となり、弟はこの作業を8時間で終わらせることが分かりました。
よって、兄も弟も同じ8時間で作業が終わることになります。
まとめ
兄よりすぐれた弟はぎりぎり存在しませんでした。
これにはジャギ様もご満足されたと思いたいです。
前の記事ではどちらが勝ったのか。
気になる方はこちらをご覧ください。
【論理クイズ】「100m競争勝ったのは?」 兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!!
宣伝もしたところで、今回は以上になります。それでは
ザ・エンドってね
コメント
弟が2列分の畑を耕している間に
とは弟はまだ未完を意味するので
兄の方が早いが正しい