今回は問題も解説も少なめですが、個人的にはかなり面白いと思う問題です。
さっそく問題にいってみましょう!それでは
レッツゴー
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問題
1000人を対象にコンビニに関するアンケートのために、人気のコンビニ店FとSについてのアンケートを取りました。
アンケートの回答は以下のようになりました。
- Fをよく利用する:400人
- Sをよく利用する:300人
- どちらもよく利用する:200人
ここで問題です。
FもSもあまり利用しない人は全部で何人でしょうか?
ただし、複数回答できる場合は複数回答するものとします。
どうやって解いていきましょうか。
なかなかに考えさせられる問題だと思います。
ヒントはなし。
ここから先に答えがあります。
答え
500人
さてなぜ500人となるのか。
解説パートにいってみましょう。
よく分かる解説
- Fをよく利用する:400人
- Sをよく利用する:300人
- どちらもよく利用する:200人
このアンケートで明かされていない人数は何人でしょうか?
それが分かればその人数が答えになるはずです。
400+300+200=900
から、
1000-900=100
で100人でしょうか?
これは違います。
なぜかというと、複数回答があるからです。
では、複数回答されるのはいつなのか。
これは、FもSもよく利用する人が、Fをよく利用する、Sをよく利用する、どちらもよく利用するの3つに入れる場合だけです。
よって、「Fをよく利用する400人」と、「Sをよく利用するの300人」の中には、「どちらもよく利用するの200人」が含まれていることになります。
よって、アンケートで明かされたいない人数は、
(Fをよく利用する人数)+(Sをよく利用する人数)-(どちらもよく利用する人数)
となるので、
400+300-200=500
となり、これを全体の1000人から引けばいいので、答えは500人となるのです。
まとめ
どうでしたか?
複数回答可能ということにはちゃんと意味があるという問題でした。
論理クイズには、こういった条件が書いてある場合があるので、それを見逃さないようによく観察しながら問題を読むと、この問題のここが面白いと思う部分が出てくるのではと思います。
あくまで僕はそうというだけですが。
というわけで今回は以上になります。それでは
ザ・エンドってね
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