今回の問題は、2色の帽子を使った論理クイズです。
さっそく問題にいってみましょう!それでは!
レッツゴー!
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サムネで動画と立ち位置が変わっていたことに今気付きました。
問題
ABCDの4人がとあるゲームに挑戦しました。
ゲームの内容は次のようになっていました。
1:4人は図のような位置関係になる
2:4人には黒か白の帽子をランダムに被せる
3:帽子は黒が2つと白が2つである
4:後ろを振り返ることはできない
5:自分の帽子の色を見ることはできない
6:勝利条件は、A~Dの中の誰かが自分の帽子の色を当てること
7:誰かが間違った答えを言った時点で負けとなる
A~Dの4人はこのゲームに参加して見事勝利しました。
ここで問題です。
帽子の色を当てたのはA~Dの誰でしょうか?
実際にABCDになって考えると解けるはず!
さあ、思考の時間です!
ここから先に答えがあります。
答え
B
よく分かる解説
まず、Aの立場になって考えてみましょう。
AはBとCの帽子の色が分かります。
ここで、BとCの帽子の色が2人とも同じ場合、Aは帽子の色を答えることができます。
例えば、BとCが黒色の帽子を被っていた場合、黒色の帽子は2つしかないので、Aは残りの白色の帽子を被っていることが確定します。
これは、BとCが白色の帽子を被っていた場合も同様にAは自分の帽子の色が黒色だと確定できます。
しかし、問題の状況ではBとCの帽子の色は異なります。
よって、Aは自分の帽子の色を答えることができません。
また、このことをBCDの3人は理解しています。
つまり、Aが答えない状況からBCDは、「BとCの帽子の色が違う」ということに気付きます。
ここで重要になるのがBです。
Bは、自分とCの帽子の色が違うことが分かっています。
そしてCの帽子の色は白色です。
よって、Bは自分の帽子の色がCとは違った色、つまり黒色であると答えることができます。
以上より、ABCDの4人で自分の帽子の色を答えたのはBということになります。
まとめ
今回の問題は実際の状況を考えることで解けるという問題でした。
僕はこの問題を見るとある賭博漫画を思い出します。
ゲーム内容は違いますが。
あの回を見て、あの手法を思いついたのは天才だ、と思った方も多いのではないでしょうか。
命のかかったゲームの最中とは思えないほどの機転でしたね。
と、少し話は逸れましたが、今回の問題は以上になります。それでは
ザ・エンドってね
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