今回は天使、悪魔、人間が登場する論理クイズです!
いつものですね。ただ今回の人間は少し変わっているかもしれません。
ではさっそく問題を見ていきましょう!それでは!
レッツゴー!
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問題
A、B、Cの3人がおり、3人は天使、悪魔、人間のいずれかです。
この3人には次のような特徴があります。
天使:常に本当のことを言う
悪魔:常に嘘をつく
人間:本当と嘘を交互に言うここで、人間は本当と嘘のどちらを先に言うかは分かりません。
今、S君が黒と白のカードがたくさん入った箱からカードを1枚引きました。
S君が3人に対して、
S「このカードは何色?」
と質問すると3人は、
A「黒」
B「白」
C「黒」と答えました。
次にもう一度君がカードを引きS君が、
S「このカードは何色?」
と質問すると3人は、
A「白」
B「黒」
C「黒」と答えました。
ここで問題です。
S君が引いたカードは何色と何色でしょうか?
ここで答えになる色は、引いた色の組み合わせのみを答えれば良いものとします。(順不同)
またまた人間が問題をややこしくしてくれていますね。
人間はいるまでたってもややこしい。
だけど、それが面白い!
さて、答えは分かりましたか?
あることに気付けば超簡単に解けるはずです!
ここから先に答えがあります。
答え
黒と白 or 白と黒
よく分かる解説
こういった問題ではやはり大事なのは天使と悪魔の特定です。
ただし今回は、天使がAのようにそれぞれを特定することはできません。
では何を特定するかというと、天使と悪魔がA、B、Cの内の誰かということです。
これは2回の質問の答えがヒントになっています。
A:1「黒」 2「白」
B:1「白」 2「黒」
C:1「黒」 2「黒」
この時、天使と悪魔は本当と嘘なので必ず反対の答えになっているはずです。
1回目の答えで反対なのは「AとB」と「AとC」で、
2回目の答えで反対なのは「AとB」と「BとC」です。
ここでは、人間が本乙と嘘を交互に言うことも関係していきます。
交互に言うからこそ、対になっている答えで重なっているものが天使と悪魔になるのです。
つまり今回は2回とも答えが反対になっているAとBが悪魔と天使です。
ただし、どっちがどっちかまでは最後まで分かりません。
ここで、「常に本当の天使」と「常に嘘の悪魔」であるAとBの答えが1回目と2回目で異なっていること、これが今回の問題を解くための大きな情報です。
答えが異なっているということは、1回目と2回目のカードの色が同じである可能性が無くなります。
なぜなら、天使であろうが悪魔であろうが同じカードを引けば答えは同じになるからです。
例えば、どちらも黒のカードを引いた場合を考えてみましょう。
すると天使と悪魔は、
天使:1「黒」 2「黒」
悪魔:1「白」 2「白」
となります。
しかし今回はAとBの答えが1回目と2回目で異なっているため同じ色ではないことが分かります。
よって答えは黒と白、もしくは白と黒になります。
まとめ
今回の問題、人間の特徴と天使と悪魔が答えが対になることに気付いて答えまで辿り着けたでしょうか?
天使と悪魔が出てくる問題は面白くて楽しいのでまたこの子たちが登場する問題を紹介したいと思います!
それでは今回は以上になります。
ザ・エンドってね
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